6月定例会最終日は悔しい思いを仲間に打ち明けた結果・・・

きむらかほり

2020年07月14日 04:26

6月25日は6月定例会の最終日でした。

6月25日最終日の動画の26分過ぎあたりからぜひ動画をご覧ください。
前例のない、議員同士の議論が長時間にわたり行われました。
ある意味面白いと思います。いつもの茅野市議会中継とは違います。ぜひご覧ください。

定例会最終日の動画はこちら https://smart.discussvision.net/smart/tenant/chino/WebView/rd/speech.html?year=2020&council_id=33&schedule_id=6&playlist_id=1&speaker_id=0



茅野市議会のHPはこちら↓

https://www.city.chino.lg.jp/site/chino-cc/



今回、茅野市議会として、「新型コロナウイルス対策に対する国への意見書の提出」をしたいという追加の議題がありました。

市民の皆さんはこの動画を見てどう思うでしょうか。

最初に一つ言わせてください。

今回突然に出されたと言われている国への意見書ですが、事前に各議員に意見を求める動きはありました。
議論する時間も、意見を考える時間もちゃんとあったはずでした。
私はぜひ意見書を提案したいと賛同し、内容に関する意見を寄せました。


・・・・この動画について説明します。


一部の議員から、6月11日の全員協議会時に、国への意見書を提出したいという話がでました。
集まって議論する時間がとれないため、議員間のメールで意見を募集していました。

6月25日午前中に議会運営委員会で、「新型コロナウイルス対策に対する国への意見書の提出」を議題としたいという提案がありました。
委員会の中で、それを議題とすることには、手続き上の問題があるとされ、反対する意見が出て、結果議題とならないことに。

その理由は、
①国も2次補正などをだすなどしっかりとした対策をしている。今それに対して意見を出すのはどうなのか。
②この意見書を議題として出す手順が間違っているのではないか。(間違ってはいなかったです)
③メールで今回の意見書を全議員に送り、「ぜひお願いします」という言葉を添えてあったことにより、事前審査にあたるのではないか。(事前審査ということではないです)

ここで、本当に悔しいと思いました。
今、コロナ禍で困っている人や不安な人が実際にいます。茅野市の議員として議会として、市民のためにも国に意見書を出すことがなぜいけないのでしょうか。要望書が出せないことが悔しくてなりませんでした。


本当に悔しくて、涙が出そうでした。お昼休みにも昼食が食べられないくらい悔しかったです。
悔しくて悔しくて、その思いを後援会や仲間のLINEグループに送りつけました。
何人かの皆さんから、国への意見書提出が議題にならなかったことに、驚きと怒りのコメントが寄せられました。

その後、「動議」というやり方で、追加の議案として提案することになったことが聞こえてきました。
早速仲間に、これから始まる議会の中継を見られる人は見てほしい!と伝えました。

そして、午後2時から議会が始まりました。
議会中継の26分過ぎに動議があげられました。

反対議員が、さまざまな質問と反対討論をしました。
・急に出されたので考えられない。
・議論が足りない。
・国は2次補正など取り組んでいるのにそのうえ意見書を出す内容としてどうなのか。
・ここで話し合うのではなくて、委員会に付託して議論するべきだ。
・茅野市議会の総意として出すべきなのにこれではおかしい。
・もっと必要な事項を入れるべきだ。
などなど

賛成討論としては
・完全なものではないとしても、市民のために国へ意見を出し、地方の現状を知ってもらうべきだ。
・まだまだ苦しむ市民がいる状態に、黙ってはいられない。
・今後もしっかりと議論して意見書を提出すればいい。
・国への意見書はぜひ今出すべき。

わたしも急でたどたどしかったですが、賛成討論しました。言いたいことが全部は言えなかったですが、とにかく賛成討論したかった。


そして、採決は18人の議員から議長を除き、賛成10名、反対7名で可決されました。

ほっとしました。
意見書は茅野市議会として出されることになりました。
よかった。。。。と思う反面、この議論はなんなのか?

反対の議員は、前々からこの意見書の案を見ていたのにも関わらず、その時には意見を言わず、たくさんの反対討論を準備していました。
しっかりと反対意見を準備できたんです。
なぜ、もっと前に意見を寄せて、意見書をもっといいものにすることができなかったんでしょう。


そんなモヤモヤが続いています。

反対をしてはいけないのではありません。
意見を出し合うことも、考え方が違うということも、大事なことだと思います。

皆さんはどんなふうに感じますか?
よろしければご意見寄せてください。

でも、今回のことで、お昼ご飯ものどを通らないくらい悔しい思いを仲間に打ち明けたことで、
普段議会中継なんて見なかった人も、議会や政治を身近に感じていなかった人も、
議員の様子を見て、聞いて、選挙の時しか見えてこない議員のことに注目したのでした。
市民として自分事としてとらえていきたいと言ってくれる方も。
今後も議会中継や、傍聴に来てください。
議員がどんなことをしているのか、見に来てください。
みんなが選んだ議員です。
市民がちゃんとみていかないとね。と思うのでした。
とはいえ、私も議員になるまで、議会にそこまで興味がなかったのですから。

みなさんも今後はぜひ!






採決の様子。






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